注文住宅の風通しや断熱性能、結露問題
注文住宅の設計は「風通し」のことも考えましょう
注文住宅を設計する場合には、単に熱を逃がさないことばかりではなく、風通しのことも考えることが重要です。
これまでの住宅は室内の環境を維持するために断熱効果を高め、外気を遮断する構造とすることが良いと考えられてきました。
しかし、近年では従来に比べて環境も大きく変化し、夏は非常に暑い日が続くことも多く室内を密閉していたのでは非常に高温となりまた空気が汚れてしまい環境上も好ましくない状態となってしまうことが少なくありません。
これを改善するためにエアコンなどを利用することが多くなっていますが、これでは光熱費も非常に高額になってしまうことになるのです。
自然エネルギーを効率よく利用しながら、最適な環境を維持するためには周囲の様々な自然環境を効果的に取り入れこれを利用する仕組みとすることが重要となっています。
そのため近年の注文住宅では風通しを意識した構造となっていることが多く、自然の風を上手に取り入れながら室内の環境を維持する構造となっているものが多いのです。
注文住宅を建てるまでの工程の事も考えておく
注文住宅を購入することにしたのであれば、早く完成した家で暮らしたいと思うものですが、焦ってはいけません。
感性をさせる為には、いろいろな工程を経てからになりますので、多めに時間を見積もっておいたほうがいいでしょう。
工事がスタートしたら完成するまでの時間は、ハウスメーカーによっても違いが出てきますし、天候などの影響を受ける場合もありますので、工程通りにいかないこともあるからです。
出来るだけ子供が小学生になるまでに注文住宅を完成させたいと思っているのであれば、ギリギリになってから行動をするのではなく、早めにハウスメーカー選びなどを進めていくようにしなくてはなりません。
時間があまりない場合には、焦った探す事になりますので、いいハウスメーカーかどうかを見極めることが出来なくなってもいけません。
一生暮らす家を建てるためにも、どのくらいの期間が必要になるかを考えて行動するようにしておけば焦らずにゆっくり考えられます。